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直売・休憩所が完成 船越漁港

船越漁港直売所兼休憩所落成式でテープカットをする関係者ら=20日午後、船越漁港

船越漁港直売所兼休憩所落成式でテープカットをする関係者ら=20日午後、船越漁港

新たな観光名所に
「海の駅」で地域活性へ

 石垣市が整備を進めていた伊原間・船越漁港の直売所兼休憩所が完成、落成式が20日午後、行われた。市内の漁港に直売所ができるのは初めて。北部地域の漁業者やプレジャー業者で組織する北部漁友会(丸山秀貴会長、会員14人)が管理運営を行う。北部地区では近年、平久保灯台や玉取崎を訪れる観光客が多くなっていることから、直売所で水産物や水産加工物、地域の特産品を販売、北部の新名所として観光客の取り込みを図る。ダイビング客やシュノーケリング客の食事場所としても利用する考えだ。

 施設は平屋建て鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は54平方㍍。調理室を備えた店舗と休憩所があり、下ごしらえ作業をスムーズに行えるよう外に洗い場を設けた。訪問者が新鮮な水産物を、景色とともに楽しめるテラスもある。

 北部漁友会では今後、キッチンや冷凍庫などを整備。保健所の許可を得て販売を開始していく。丸山会長は「海のものだけではなく、北部でしか手に入らないものなどを置きたい。みんなでアイデアを出し合い、北部地域の活性化のために有効に活用していきたい」と話している。

 伊原間公民館の前上里進館長も「北部の農作物や特産品なども提供していきたい。朝市など定期的に開催して、将来は『海の駅』として市民や観光客が訪れるようにしたい」と期待する。

 落成式には中山義隆市長、砂川利勝県議、北部地域の住民らが出席し、完成を祝った。

 中山市長は「魚だけではなく、北部ならではの特産品も開発して、北部の拠点施設として発展させてほしい」、砂川県議は「奧武島がてんぷらで有名になった。市民、観光客が気軽に立ち寄れる場所を目指してほしい。地域活性化の起爆剤になることを期待する」と激励した。

 同漁港は1979年、第1種漁港に指定され、市が13年から北地区漁村地域整備交付金事業として航路標識設置、船揚場改良、浮桟橋などを整備。直売所の完成で事業は終了、事業費は2153万円だった。

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