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AED165カ所に設置拡大 開始から2倍に増加

石垣市内165カに設置されているAED。登録制度開始時から2倍に増えている=6日午後、サンエー石垣シティ

石垣市内165カに設置されているAED。登録制度開始時から2倍に増えている=6日午後、サンエー石垣シティ

市民救急ステーション 市消防、普及員育成にも着手

 石垣市消防本部(慶田城用允消防長)管内で、自動体外式除細動器(AED)を設置、貸し出しする市民救急ステーションが9日現在、165カ所となり、2013年7月の同ステーション制度開始時の80カ所から約2倍に増えている。本年度は保育施設や電気設備関連業者、商業施設など10カ所が新たに加わった。同本部は17年度から、応急手当て講習の普及拡大に向け、新たに学校の養護教諭や体育教諭らを対象に約40時間の研修を実施、普及員の育成に新たに取り組む。

 AEDは、突然の心停止などの際、心臓への電気ショックで心臓に正常なリズムを戻すための医療機器。救急車が到着するまでの間に使用することで救命率が向上する。

 同本部は▽AEDを設置し、救急セットの整備や維持管理をする▽従業員らの中に救命講習(入門コースも含む)の受講者がいる▽営業時間または公開時間中に、AED等の資機材を速やかに提供できる—ことの要件を満たした事業所に、同ステーションとして認定証を交付しており、管内でAEDは学校や商業施設など人の出入りが多い場所に設置されている。

 屋内練習場でテニスをしていた男性が心停止で倒れ、場内に設置されているAEDで蘇生した結果、社会復帰した例があるほか、ことし1月の石垣島マラソンでも心停止したランナーに使用、一命を取りとめている。

 昨年12月、認定登録をうけたサンエー石垣シティ(赤嶺強店長)の比嘉大副店長は「これまで、実際に使用したことはないが、店内でお客さまが倒れAEDを持ち出したことは何度かある。万一を考え、いつでもAEDを使えるよう社員も(AED)講習を受けている」と話す。

 同本部の新城剛消防署次席は「今後は、24時間営業のコンビニや人が集まる施設でのステーション登録を目指したい。また、AED設置場所が周知できるよう、チラシ配布やスマートフォン、SNSを活用したい」としている。

  • タグ: AED石垣市消防市民救急ステーション
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