八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

石垣市甘しょ生産組合設立 生産者15人が結束

設立準備会で規約の内容などを確認する生産者ら=9日夜、市役所会議室

設立準備会で規約の内容などを確認する生産者ら=9日夜、市役所会議室

石垣ブランドを安定供給へ 市、県の拠点産地化目指す

 石垣ブランドの沖夢紫などの甘しょ生産に取り組む生産者15人が9日、品質の良い原料の安定供給や所得向上などを目的に石垣市甘しょ生産組合(東田盛正組合長)を設立した。3月までに総会を開き、活動計画、収支予算などを決める。石垣市は2007年度に甘しょ産地協議会(会長・石垣克治農政経済課長)を立ち上げ、これまで生産者、加工事業者と連携して産地化を推進。生産者組織の発足を受け、市は4月中に県の農林水産戦略品目拠点産地の認定を目指す。

 市農政経済課は、甘しょが産業として成り立つ必要十分条件として①品質の良い原料を安定的に供給すること②加工事業者が消費動向を注視し、常に新商品を開発すること—を挙げており、組合設立で①の条件をクリア。加工業者には、マーケットリサーチを徹底し、消費者の声を反映した商品づくりを行うとともに、沖夢紫以外の加工原料も活用した新商品の開発を行うなど多様化するニーズに応えるよう努めなければならないとしている。

 拠点産地として生産者の組織化による生産対策、技術対策、経営対策を系統立てて取り組む必要性があることから、今後、作型の適正化、機械化体系の確立、地力の増進、栽培技術の平準化、優良種苗への更新、病害虫対策に取り組むことにしている。サトウキビとの輪作体系の確立も目指す。

 生産者は9日夜、市役所で設立準備会を開き、規約の内容を確認したほか、役員を互選した。

 組合の事務局をみる産地協議会の石垣会長は「責任ある産地として定時、定量、定質の出荷を目指さなければならない。今後、毎月1回、各ほ場を回るなど勉強会を開いていきたい」と述べた。

 組合長以外の役員は次の皆さん。

 ▽副組合長=比屋根和博▽事務局長=大城智芳▽理事=西原茂夫、石垣英昌▽監事=宮良長欣、登野城勝。

  • タグ: 甘しょ生産組合沖夢紫
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム