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希少な固有種も確認 絶滅危惧種の水中昆虫4種

コナカハグロトンボの成虫(上)、コナカハグロトンボの幼虫(中)、ミネイサワガニ(下)=いずれも内原徹理科教諭提供コナカハグロトンボの成虫(上)、コナカハグロトンボの幼虫(中)、ミネイサワガニ(下)=いずれも内原徹理科教諭提供

 崎枝、石垣第二、名蔵の中学生による八重山水環境調査プロジェクトチームの共同研究では希少な水底生物も採取され、4種の水中昆虫が日本陸水学会から石垣島と西表島にしか分布しない絶滅危惧種の固有種だと認められた。

 固有種と分かったのはミネイサワガニ、コナカハグロトンボ、ミナミタニガワカゲロウ、ヤエヤマシマトビケラ。いずれも2016年8月に名蔵川上流で採取されたもので、県レッドデータブックで絶滅のおそれのある地域個体群などに指定されている。

 16年11月3日、沖縄県立博物館で開催された日本陸水学会第81回大会の陸水底生動物同定会で固有種と認定された。同定に使用された琉球列島の水底生物を紹介するブックレットには、同チームが提供した写真などの資料が使用された。

 共同研究を指導する崎枝小中の内原徹理科教諭は「生徒たちは川で石をひっくり返して見つけ、顕微鏡で確認して、本州とは違う固有種だと知ることができたことが研究の大きな成果だった。八重山の水中昆虫は学術的にも未開拓なので、今後、新種が発見される可能性がある」と期待している。

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