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子牛、平均70万円超 16年八重山、黒島両市場

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高値で推移、過去最高 畜産部門販売額79億円

 八重山家畜市場、黒島家畜市場で2016年の1年間に取引された子牛の平均価格が過去最高の70万円を突破したことがJA八重山地区本部畜産振興センターのまとめで分かった。子牛価格は年間を通して高値で推移し、平均価格は八重山で71万9553円、黒島で73万1386円を記録、前年の59万7658円から17%、58万6257円から20%の伸びとなった。両市場合わせて8886頭が取引され、販売総額は64億309万円、成牛、枝肉を加えた畜産部門の総販売額は79億1578万円にのぼった。

 子牛のセリ価格は全国的な素牛不足を背景に高値傾向が続いており、購買者は当面続くだろうとみている。

 2016年セリで70万円台のセリ価格を記録したのは八重山が12回のうち6回、奇数月にセリが行われている黒島が6回のうち5回。八重山では12月セリで77万9153円の16年最高値が出た。

 年間の最高価格は両市場とも100万円の大台に。八重山では、母牛用としてメスに高値がつく傾向があり、父・勝忠平、祖父・安福久の系統を持つメスが141万3720円。黒島では父・清勝正、祖父・美国桜のオスが107万6760円の最高価格をつけた。

 石垣島和牛改良組合の佐久盛繁組合長は「高値が続いているので農家は助かっている」と喜ぶ一方、成牛が年間969頭も出荷されていることについて「最近、母牛を導入しても子牛の増頭が微増にとどまっている。成牛が出過ぎだなと感じている。成牛はセリに出されると、地元には残らない。対策の必要性を感じる」と課題を指摘。「組合としては削蹄(さくてい)の完全実施と、組合が3万円を助成している県有種雄牛産雌子牛保留事業を推進していきたい」と話している。

 2017年の初セリは13日。黒島では午前9時45分から、八重山では午後1時40分からそれぞれセレモニーが行われる。

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